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ひだまり

第二の人生を歩き始めようとしている町のピアノ教師の日々を綴っていこうと思います。家庭のこと、ピアノ教室のこと、信仰のこと、そしてこれから始めようとしている第2の仕事のことなどの奮闘記です。
カテゴリー  [ ピアノ思い出話 ]

ピアノ思い出話

子どもの頃、“しゃれこうべ”とか“骨皮筋衛門”ならぬ、女の子だから

“ほねかわすじこ”というあだ名がついていた私です。

ピアノの先生にも、

「音はきれいだけど、線が細いから。もっといっぱい食べて太んなさい。」

と、よーく言われました。

小学4年生から参加できる地方新聞社主催のピアノコンクールがあり、

私も4年生から出ていました。

子どもなりに、本番で弾くグランドピアノと普段練習しているアップライトピアノでは、

かなり弾き心地が違うなあと思ったものです。

本番の練習ということで、たまにピアノの先生宅でグランドピアノを

弾かせてもらったりしましたが、指に感じる鍵盤の重さと、

鍵盤のコツコツ感(?)と音の幅が違うのです。

そのことを母に話しました。

先生や母も私の線の細い音が気になっていたからだと思うのですが、

さっそく母が、我が家から徒歩10~15分の所にある市民会館の館長さんに

事情を話して、会館のグランドピアノを借りて練習はさせてもらえないかと

交渉してくれました。

今のように、リハーサル料金だとか気の利いた料金設定もない時代なので、

貸してもらえるかはもちろんのこと、もし借りれるとしても借り賃がいくらになるか、

母もドキドキものだったのではないでしょうか。

ところが館長さんとってもいい方で、こんな田舎にも頑張っている子がいるんだと

言っていただき、応援する意味でもタダでいつ練習に来てもいいですよと、

快く引き受けて下さいました。

空いているときはいつでも貸して下さるというのです。

この会館、建物は大きいのですが、ホールとしてはまったく整ってはおらず、

客席も学校の体育館と同じで、折りたたみ椅子を並べなければいけません

演奏家が演奏会を開くことはほとんどないので、ピアノも年に何回使っているのか・・・・

かわいそうにピアノはほとんど眠っている状態でした(笑)


それにしてもこれが田舎の大らかさと申しましょうか、意気と申しましょうか!!

人情深い館長さんに感謝でした。

それから、毎週土曜日の午後(当時は土曜日は半ドンといって、午前中は学校の授業がありました)

そして、夏休みとかの長期休暇の時はちょこちょこ練習に通いました。

調律がされてないし、鍵盤が異常に重たくて音も出にくいピアノでしたが、

そのおかげで他のピアノがとても弾き易く感じました。

指の独立訓練にとてもいいピアノでした。

誰もいないその一人の空間がとても心地よく落ち着きました。

最近教会のピアノで練習していて、ふいに思い出したお話でした。






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【 2011/11/28 】 ピアノ思い出話 | TB(0) | CM(8)
プロフィール

ppart

Author:ppart
自宅で「ピアニッシモ」ピアノ教室を開いています。
音大生時代からピアノ指導に携わり、はや36年が経ちました。
その間には、いろいろなことがありました。
洗礼を受けクリスチャンになりました。
その後結婚をして2児の母となりました。
その子どもたちも、これから自分の足で歩むことを考える年となり、私も第二の人生を歩み始めました。

私の人生そのものの信仰とピアノを活かし、そして56年間生きてきた経験を活かして、私だからできることはないかと、立ち上げたのが
“pianissimo art”(ピアニッシモアート)、
略して“PPあーと”(ピーピーアート)

   

私、妹そして弟の兄弟3人で立ち上げた会社です。
それぞれの得意分野を生かしていきます。
誠心誠意の仕事で、皆様のお役に立てたらうれしいです。


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